11.若さを保つ秘訣
それでは若さを保つにはどうしたらよいのかと言うと、コラーゲンはタンパク質なのでそのものを食べても消化管内で分解されてしまいますので、良質なタンパク質と水を十分に摂ったうえで、コラーゲンの合成・生成に必要なビタミンCと鉄をとることです。
ちなみにコラーゲンの多い臓器(100g中の%)をあげてみますと、腱は最も多く32%(水分63%)、次いで骨23%(水分10%)、皮膚25%(水分65%)、歯18%(水分11%)、軟骨16%(水分70%)、大動脈4%(水分76%)の順です。これらの臓器に異変を感じたら老化の始まりです。注意が必要です。
(財団法人軽種馬育成調教センター BTCニュース 2002年47号より)